突然のリバイバルです、こんばんは。
実はこの季節になるとまずこの話を思い出すんですが、リバイバル化するチャンスがなくって。
今回「やるか!」と重い腰を上げて、ぐっちゃぐっちゃの元原稿から今のスタイルに書き直しました。
ヨシキが髪を切る日のエピソードで、辺りは満開の桜です。
そして、まだ「オレ」というトシの一人称は出てきても、「トシ」っていう名前そのものは出してなかった頃の作品です。
トシがヨシキを見ながら、ぼんやりと『恋愛観』みたいなものを打ち出している点で、ある意味ひとつのターニングポイントだったかなって、わたしは思うんですが、いかかでしょうか。
ま、もしお時間に余裕があれば読んでいってくださるとうれしいです。
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実はこの季節になるとまずこの話を思い出すんですが、リバイバル化するチャンスがなくって。
今回「やるか!」と重い腰を上げて、ぐっちゃぐっちゃの元原稿から今のスタイルに書き直しました。
ヨシキが髪を切る日のエピソードで、辺りは満開の桜です。
そして、まだ「オレ」というトシの一人称は出てきても、「トシ」っていう名前そのものは出してなかった頃の作品です。
トシがヨシキを見ながら、ぼんやりと『恋愛観』みたいなものを打ち出している点で、ある意味ひとつのターニングポイントだったかなって、わたしは思うんですが、いかかでしょうか。
ま、もしお時間に余裕があれば読んでいってくださるとうれしいです。
夢想と薔薇の日々<廻りゆく季節>
『夢想と薔薇の日々 (Days of Réverie and Roses)』は、あくまでもフィクションであり、実在する人物や事件とは一切無関係です。「夢想」(夢見る、想う)は個人が有する自由な権利ですが、現実は現実としてきちんと区別なさったうえでお読みください。くれぐれも混同されないよう、どうぞよろしくお願いいたします。
序章
ある朝、ゆったりした空気の中、食器を洗っているときだった。
『夢想と薔薇の日々 (Days of Réverie and Roses)』は、あくまでもフィクションであり、実在する人物や事件とは一切無関係です。「夢想」(夢見る、想う)は個人が有する自由な権利ですが、現実は現実としてきちんと区別なさったうえでお読みください。くれぐれも混同されないよう、どうぞよろしくお願いいたします。
序章
ある朝、ゆったりした空気の中、食器を洗っているときだった。
「おれ髪切っちゃおっかな、バッサリ…」
ヨシキの一言に、危うくグラスを割るところだった。
ギョッとして聞き返す。
ギョッとして聞き返す。
…バッサリ!?
「うん」
振り向くと、本人は至って真面目なのだった。
「うん」
振り向くと、本人は至って真面目なのだった。