ここしかない―…。
寝室のドアを静かに開けた。
…ヨシキ…?
部屋には何の明かりもついていなかった。
「…ん…ん~…」
…悪い、起こした?ただいま。遅くなって、ごめんね。
「ん…と、し……ん~~?…しゅ…きぃ……ん~…」
…えっ!?ヨシキ、ちょっ!今のアンコール!
「...zzZ...zzZ」
慌てて聞き返したのに。
なーんだ、…寝ぼけてるだけか。
…ありがとう。
オレはそれでも礼を言って彼の寝顔をしばらく眺めていたが、彼の唇が二度と自分の名前を呼ばないと諦めると、ゆっくり部屋を出た。
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寝室のドアを静かに開けた。
…ヨシキ…?
部屋には何の明かりもついていなかった。
「…ん…ん~…」
…悪い、起こした?ただいま。遅くなって、ごめんね。
「ん…と、し……ん~~?…しゅ…きぃ……ん~…」
…えっ!?ヨシキ、ちょっ!今のアンコール!
「...zzZ...zzZ」
慌てて聞き返したのに。
なーんだ、…寝ぼけてるだけか。
…ありがとう。
オレはそれでも礼を言って彼の寝顔をしばらく眺めていたが、彼の唇が二度と自分の名前を呼ばないと諦めると、ゆっくり部屋を出た。
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