Ciao! (=´ー`)ノ⌒♪私自身あるいは困難な存在

■TMNETWORKとXJAPANが日々の糧εεε=(*ノ▽ノ)な佐野瑞希です、こんにちは。■音楽と、広範囲な意味での文学について綴っています。■現在は、一連の創作シリーズ『夢想と薔薇の日々』の更新がメインになっています。「おもしろかったー!」と思っていただける一日があれば幸いです。  ───遠い記憶をたぐり寄せると、どこまで遡っても自分の感性や思考のしかたが変わっていないなあと感じざるを得ない今日この頃。春、桜舞い散る日に。(2015.04.12改稿)

8月

◆ INFORMATION ◆
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♦『夢想と薔薇の日々』の更新「定時」は8amです。
♦『夢想と薔薇の日々』<YOUR BREATH><きょうの夕ごはん>は3:30pmに公開します。
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★明日(8月1日)の『夢想と薔薇の日々』について★

『夢想と薔薇の日々 (Days of Rêverie and Roses)』は、あくまでもフィクションであり、実在する人物や事件とは一切無関係です。「夢想」(夢見る、想う)は個人が有する自由な権利ですが、現実は現実としてきちんと区別なさったうえでお読みください。くれぐれも混同されないよう、どうぞよろしくお願いいたします。

おはようございます、お久しぶりです。
とってもお久しぶりになってしまいました、すみません(>_<)
っていうか、いつもこんなこと言ってる気がする(;^_^A```

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夢想と薔薇の日々<青い夜・白い夜/遥か遠くエデンを離れて>Ⅰ.さようならのI LOVE YOU

『夢想と薔薇の日々 (Days of Réverie and Roses)』は、あくまでもフィクションであり、実在する人物や事件とは一切無関係です。「夢想」(夢見る、想う)は個人が有するごく自然な権利ですが、現実は現実としてきちんと区別なさったうえでお読みください。くれぐれも混同されないよう、どうぞよろしくお願いいたします。

階段を二階へと上る足取りが、自分のものではないように、重い。
23:00を過ぎていた。

たった今、ある一本の電話を受けた俺は、その内容をヨシキにどう伝えればよいのか、困惑していた。


―――困惑…?…違う、…絶望だ。



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✿❀ 夏の終わりに秘密の花園リニューアル ❀✿

昨日、ふと思いついて『秘密の花園』に青い薔薇とクリスタルピアノを搬入。 
青い薔薇は大切な頂き物ですが、撮影のためガラスのカバーを外してます。
なんかゴージャスになった!



↑ クリックしてね ↑

けっこう大変だったんですけど、楽しかったです。



 

『夢想と薔薇の日々』<廻りゆく季節 ~晩夏・初秋~>後コメント

『夢想と薔薇の日々 (Days of Reverie and Roses)』はあくまでもフィクションであり、実在する人物や事件とは一切無関係です。「夢想」(夢見る、想う)は個人が有する当然の権利ですが、現実は現実としてきちんと区別なさったうえでお読みください。くれぐれも混同されないよう、どうぞよろしくお願いいたします。

ハイハイハイハイ!
今日は9月、つまり長月の一日(ついたち)です。
昨日と、何が変わったんでしょうね?
暦なんていうものは人間が勝手に決めただけで、時間は何の変化もなく、同じ速さで流れゆくものなんだけど。
それでも、…毎年書いている気がしますが…8月の終わりというのはわたしにとっては特別すぎるくらい特別なんです。

「夏が“逝く”」―…。
この言葉をトシに言ってもらいましたが、作中の彼と同じように、わたしは、何故かわからない胸のざわめきというか、不安感に捕らわれます。
だから8月31日は、わたしにとっては“狂気の日”なんですね。

そしてその日直前に「やっぱり書こう!」と思って、このお話は生まれたのですが、これがまた…たはっ☆(笑)(笑)。
情けない話になっちゃったヽ(゚ω。)ノコケッ
最初にイメージしたのと全く別の話になってます。 

偶然にも、と言うべきか、やっぱり、と言うべきか、今年も8月の最後は「リバース」っぽくなっちゃった。
リバースというのは、攻(=タチ)と 受(=ネコ)の逆転ですが、彼らの場合はメンタルな意味でリバースが起こってます。
いつになく、というかあり得ないくらい大人なヨシキ!
トシは女々しいといってもいいほど弱気だし!

それにしても、わたしの苦手なリバース系の作品では、よくやったんでない?と思うんですけど・・・・。
最初はね、トシの口調とか全然違ってたんですよ。
上から目線だったというか、強気だったというか、本当に攻でした。

8月の終わりには、わたしの中で何か得体の知れないものが作用するんでしょうね~。


それでは、以上、お付き合いどうもありがとうございましたm__m
9月も波乱含みな予定。



佐野瑞希o



 
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夢想と薔薇の日々<廻りゆく季節 ~晩夏・初秋~>

『夢想と薔薇の日々 (Days of Reverie and Roses)』はあくまでもフィクションであり、実在する人物や事件とは一切無関係です。「夢想」(夢見る、想う)は個人が有する当然の権利ですが、現実は現実としてきちんと区別なさったうえでお読みください。くれぐれも混同されないよう、どうぞよろしくお願いいたします。


「ね?なんかさ」


夕暮れ、寝室の窓辺に立った彼は、振り返って俺を見る。
その美しいシルエットを、ベッドに寝転んで俺は、見てる。


…うん?…何?

「あのね、蝉がさ、ツクツクボウシとかカナカナばっかりになると…」

「なんとなくさみしい感じしない?」


…うん……そうだね…


彼の姿に気を取られて、うわの空で返事をした。

そのせいなのか何なのか、不意にあるぼんやりとした不安に襲われて、俺は起き上がると彼の名前を呼んだ。


…ヨシキ。


彼はさみしいどころかうれしそうに答えた。


「ん?☆」

…ちょっと来て。

「え?なぁに?」


俺の方へ歩いてきたヨシキの。
腰に腕を回して抱きしめる。
彼の体に額を押し当てて。


「どうしたの?…あ、トシもやっぱさみしいんでしょ~」

…ん…わからない。…そうかも…すごく情緒不安定なんだ。


…夏が…逝くんだよ……もう蝉より秋の虫の方がずっと多い。

「逝くって。。。え。。うん…そうだけど…」


戸惑うようにヨシキは答えた。

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★『夢想と薔薇の日々』8~9月のお知らせ + 『DRRリバイバル!』について★

゚+.ヾ(●´I`)ノ.+゚.。oO(。゚+.нёllо。゚+.)
チョイお久しぶりです。
暑い日が続く中、あーでもないこーでもないと、ひとつ、また“問題作” の構想を練っている佐野です。
まあその中身は、今はどうでもいいのですが、わたしとしては、できるだけその話に意識を集中したいというのが本音です。
8月公開を狙っていたんですけど無理そうで、でも9月中がタイムリミットじゃないかなぁ。

そしてもうひとつ、8月は誕生月でもあるし、やっぱり「夏を楽しんで」そして「見送る(看取る)」という過ごし方をしたいので、なるだけアタヽ(´Д`;ヽ≡/;´Д`)/フタしたくない(笑)。

…ので、ので、ので!
もしかするとまた短編やリバイバルが多いかもしれないです。

でもそれは単に力を抜いてるということではないので、どうぞご理解ください。
リバイバルだって自分で必要性を感じて始めたものですもんね。
リバイバルって、表記法は改めていますが、本文は一言一句変えていないんです、しつこいようだけど。
あとは、その表記法によって、彼らの心理状態なり空間なりを、いかに当初の話よりもうまく表現できるかが勝負なんです。
ただ写すんじゃ本当に意味がないので。
何となくでもリフレッシュ感がないとね~(*^^*)

ってところで、明日、あさってとリバイバルをお届けします(爆)。
<BAD CMMUNICATION>のあと、また悲しい話じゃきついので、ほんのりしたお話を選んでみました。

よろしくおねがいしますm__m


佐野瑞希o

*おまけ* わたしの誕生日は、西暦79年イタリアポンペイのヴェスヴィオ山が大噴火した日、俗に言う「ポンペイ最後の日」と同じです。だからか何なの知らないけど、なんと誕生石が「溶岩(ラァーバ)」なんですよーっ゜+.゜(ノ□`)゜+.゜うぇーん!(笑)
「翡翠(ジェイド)」とは大違いな佐野なのでした(olll_△_)o




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永遠の8月をさがして HAPPY BIRTHDAY ♥ Tackt

2013-08-01 for Tackt


あなたといっしょに

行きたかった場所がある


向日葵が 咲いていて

どこまでも どこまでも

たくさん たくさん 咲いていて


その向こうにはキラキラと

遠く 眩しい

真夏の青い空が 広がっていて



――― ・・・ ◆ ・・・ ―――





それはとうに 古い記憶の中 

幻の風景でしかないけれど





それでもまた あいましょう

いつかの 

ふたりの8月に――――…




chihaya_y.
~NATURAL-BORN LOVERS.~


★『夢想と薔薇の日々o』明日の予告★

珍しく、こんな時間にこんばんは。
さみしいこと極まりないですが、2012年の8月も残すところあと1日となりました。
もう夕方から秋の虫たちが一斉に鳴き始めますね。
佐野は秋冬が大嫌い…というか苦手なので、8月の最終日はいつも胸がキュンキュン締め付けられます。
確か去年も記事にしたはずなんですが。

ところが、今年はひとりメランコリーに陥っている場合じゃない状況です。
先日、一度アナウンスしてから時期尚早ということで掲載を取りやめた、「冒険作」を明日掲載予定で、ドキドキしちゃって。
ギリギリの判断で、やっぱり8月中かな~、と思ったもので。

「冒険作」の謂われはですね…これじゃあネタバレですが(笑)、初の“リバースもの”に近いんです。
リバースものというのは、“攻”(ウチでいうところのトシ)と“受”(ヨシキ)の立場が逆転する作品を言うのですが、とりあえず今回は心理的なもので。

攻キャラだって、ときには、たまには、こういう気持ちに駆られることがあるんじゃないかなぁ、と思ったんです。
特にトシはね(笑)、意外にも。

佐野は未熟者ですから、こんなのうまく描けるわけないんです。
ですが、トシの心理として、「絶対にあるよ!」という確信も持っていて。
なので、初の試みで失敗作なら失敗作でかまわないと思ってます。
ただ諦める気は毛頭ないので、失敗したら、練り直して何度でも挑戦するつもりです。

なーんて大風呂敷広げていいもんだろうか…。

いろいろ言っても始まらないですよね。
全ては明日。



ここでお会いしましょう。
お待ちしています。


佐野瑞希o



夢想と薔薇の日々o<風の音色に揺られて>


「おかえり~」

…ヨシキ、おみやげ。

「え~?なぁに?」

オレは買ってきたガラスのそれを振って見せた。


「あっ!風鈴だぁ~~!!とってもキレイ!くれるの?ありがと~♪」

…こないだ欲しがってたでしょ。
リビングの出窓のとこに提げたらいいよ。

「うん!やったぁ~!」



.。o○.。o○.。o○.。o○



…ヨシキ、メシ…

言いかけてやめた。

そこに、淡い夕闇に染まったヨシキの、
美しい横顔があったから。

昼間とは違う、幾分涼やかな風に吹かれて。

ヨシキは窓辺に頬杖をついて、
飽きもせずに風鈴が揺れるのを見上げていた。

風鈴は、透き通った音色を
チリーン、チリリーンと響かせて、宙に遊ぶ。

まるでその音に、
ヨシキが少しも笑顔を惜しまないことを知っているかのように。

或いは、その笑顔を何よりも大事に思う、
オレの心まで見通しているみたいに。


よし、今日はエアコンを切って、リビングで夕食にしよう。




《おわり》

八月讃歌



開けし窓 狂ひ吹き入る熱風に

肌 打ち震へ 「我が八月(なつ)は来ぬ」



郡上 凜



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