Ciao! (=´ー`)ノ⌒♪私自身あるいは困難な存在

■TMNETWORKとXJAPANが日々の糧εεε=(*ノ▽ノ)な佐野瑞希です、こんにちは。■音楽と、広範囲な意味での文学について綴っています。■現在は、一連の創作シリーズ『夢想と薔薇の日々』の更新がメインになっています。「おもしろかったー!」と思っていただける一日があれば幸いです。  ───遠い記憶をたぐり寄せると、どこまで遡っても自分の感性や思考のしかたが変わっていないなあと感じざるを得ない今日この頃。春、桜舞い散る日に。(2015.04.12改稿)

2013年09月

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夢想と薔薇の日々<家族の食卓>

『夢想と薔薇の日々 (Days of Reverie and Roses)』はあくまでもフィクションであり、実在する人物や事件とは一切無関係です。「夢想」(夢見る、想う)は個人が有する当然の権利ですが、現実は現実としてきちんと区別なさったうえでお読みください。くれぐれも混同されないよう、どうぞよろしくお願いいたします。


…あーあー、、、だから先に食ってろって言ったのに…。


ヨシキがテーブルに腕組みしたままそこに頭を乗っけて眠り込んでいる。
用意して出て行った料理には手をつけた形跡がなく、向かい側には、ご丁寧に俺の箸が並べてあった。


───そんなに俺と顔付き合わせて食いたいかねー。毎日毎日来る日も来る日も。



そりゃあ、うれしくないわけじゃないけど。 






…ヨシキ。


俺は、彼の頭を軽く揺すった。


…ヨシキただいま、帰ってきたよ。 

…ヨシキ。


「…ん、んん…ト…シ…?」

…トシだよ。

「う~~ん…トシ…」







もう間もなく。
我が家の眠り姫は、王子の口づけで目を覚ます。

キミだけの、まるでできそこないの王子様ではあるけれどね。






★『夢想と薔薇の日々』明日(9月30日)のご案内★

おはようございます(*・ェ・*)ノ~☆
さてさて明日早速、“現実“に戻って(?)(笑)ショートショートを1本掲載します。
本当に他愛もない話なんですけど、お楽しみいただけたらな、と思います。

いつもの場所、いつもの時間にお待ちしています。
どうぞよろしくm__m


佐野瑞希o


メモとして : ニコ生のX JAPAN

Sep.28.2013

久しぶりでうれしかった。
特にひーちゃんがああああ



YOSHIKI兄ちゃんとToshlくんの仲は、
やっぱりやっぱり夢想してしまいました(失笑)



 

『夢想と薔薇の日々』<裏・キミのいるキッチン>後記

『夢想と薔薇の日々 (Days of Reverie and Roses)』はあくまでもフィクションであり、実在する人物や事件とは一切無関係です。「夢想」(夢見る、想う)は個人が有する当然の権利ですが、現実は現実としてきちんと区別なさったうえでお読みください。くれぐれも混同されないよう、どうぞよろしくお願いいたします。

一にも二にも記すべきなのは、この物語が、「未完」の状態で「完結」しているという点だと思います。
「書けなくてごめんなさい」みたいな安っぽい謝罪はしたくないですが、結果としてそうなってしまいました。

もうひとつは、この話が“現実”だとか“番外編”だとか、“パラレル”だとか、そういう位置づけが、わたしにもできない点です。
少なくとも、いつものかたちとは違うから、「裏」にしましたけど。
友人が、「悪夢を見ていた、とでも表現したらどう?」と言っていて、これはかなりわたしの感覚と近いです。
でも、みなさんお一人お一人が、ご自分の納得できるように受け取ってくださるよう、おねがいします。

そもそもこの<裏>は、元祖<キミのいるキッチン>が終わった直後から、予兆がありました。
確か、「続きができそう」云々という発言をしたのではないかな。
でも、まさかこんなストーリーになるとは思いませんでしたけど。
けーたいでチョコチョコとメモ帳に残していったのですが、打っているうちに自分の思考がとても怖くなって、かなり長い期間メモを見ないようにしていたほどです。

それから、恐る恐るこの連載前にやっとメモ帳を見たら、「やっぱりこれは書きたい!」という思いを強く持ちました。
『ウケないだろう』というのは百も承知でした。
それでも、自分の「表現したい」の気持ちは変わることなく、不定期連載のあとの今、はっきり言って自己満足100%かもしれないけれど、とてもすがすがしい気持ちです。
「未完」という申し訳ない最後になりましたが、いつか必ず続きができあがってくるような気がします。

ここまでのストーリーを第一章とするならば、第二章(または三章)は、もう完璧に、映像のようにして頭にはあります。
でも、それをどういう言葉で描けばいいのかわからなくて。
どんな言葉をもってしても、頭の中にある映像やふたりの心理が、ひとつとして描写できなかった。
納得できずに、端から端から全部、“偽物”になってしまう。
それならば、第二章、三章が描けるときが来るまで、「未完」というかたちで残そうと思いました。

現実問題として、今まで読んでくださった方には、本当に、「ごめんなさい」しか言えません。

ただ唯一、今のわたしがみなさんに伝えられるのは、『この物語は幸せなラストで完結します』ということです。

これ以上のことは、一言も言えません。
すべて“偽物”、“嘘”になってしまう。


本当にほんとうに、ふたりは幸せな最後を迎えます。
それが描ける日まで、――もしかしたら描けないかもしれないけど――このお話のふたりには『さようなら』。




力不足で、わがままで、
ごめんなさい。 
読んでくださったみなさま、
心から、どうもありがとうございました。




佐野瑞希o




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夢想と薔薇の日々<裏・キミのいるキッチン>最終話

『夢想と薔薇の日々 (Days of Reverie and Roses)』はあくまでもフィクションであり、実在する人物や事件とは一切無関係です。「夢想」(夢見る、想う)は個人が有する当然の権利ですが、現実は現実としてきちんと区別なさったうえでお読みください。くれぐれも混同されないよう、どうぞよろしくお願いいたします。



―――…ねえトシ? 愛することと憎むことは、なんでこんなに似てるの? ねえ、おしえて…? おしえてよ……




―――――― ・・・ ◇ ・・・ ――――――




ひとは、深く愛した相手ほど、簡単に冷酷に傷つける方法を知ってる。

おれもそう。
トシを傷つけるには、彼のくれた優しさとか、愛情の気持ちよさを、破壊すれば済むことだった。

トシのためのにんじんも、前に薬指の包帯を巻いてくれた笑顔のトシも、調理台の下でトシの隣にしゃがんでドキドキしてたさっきの自分も、…頭の中で、いっせいにクラッシュした。

全部、何もかも、おままごとの映像みたいに、こっぱみじんにぶっ壊れて、粉々に散った。


おれが…壊したの。

うん…おれが自分で…壊した、の…。



なんにも見えなくなって、聞こえなくなった。




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夢想と薔薇の日々<裏・キミのいるキッチン>第三話

『夢想と薔薇の日々 (Days of Reverie and Roses)』はあくまでもフィクションであり、実在する人物や事件とは一切無関係です。「夢想」(夢見る、想う)は個人が有する当然の権利ですが、現実は現実としてきちんと区別なさったうえでお読みください。くれぐれも混同されないよう、どうぞよろしくお願いいたします。


―――…おれね…。おれは、トシの愛情を知り過ぎてた。

その愛の深く、奥の奥、ひだのひだにまでしょっちゅう入り浸っていい気分で遊んでて、…だから、わかっちゃったの……。 



―――――― ・・・ ◇ ・・・ ――――――




次に気づいたら、おれはトシの手を振りほどいて泣き叫んでた。


「トシ…トシやだ、怖い。怒ってるでしょ!」


トシは、すっごい驚いた表情で言った。


…え、なんで…?怒ってないってさっきから言ってる。そんな…いきなりどうした…?

「ウソだ、怒ってるよ…おれわかるもん。ハッキリ言えばいいじゃん怒ってるって!」


自分でも驚くくらいの大声で叫んでた。

   ダメ。
   違う。
   こんなの違う。
   トシはおれを傷つけないようにしてくれてるだけなのに!

でも、感情の暴走が止まらなかった。
いや!やめて!って思ったけど遅かった。

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すみません、完全に倒れてました(olll_△_)o

う~~~、こんばんは(m__)m.o○

寝鬱(眠くて仕方がない鬱状態)にハマってしまいました。
昨日までは、眠ったり起きたりしていたのですが、今日は全然起きれず、意識もなく、ひたすら眠ってました。
17時頃、やっと起きれる状態になって、いろいろ滞った事々に対応している最中です。
寝鬱は、気分は悪くないんですよ。
ただホントに、眠い。 

で、今日一日眠っていたということは即ち何も書けなかったということであり、頭の中が「どうしうよう!」でアタフタしています。
今日今からもあまり頑張ってはいけないので、ちょっとこれからのスケジュールが立ちません。

おそらくブログの更新上、ご迷惑をおかけしますが、ごめんなさい!
待っててね~~~(つ_`+)

 
佐野瑞希o



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★『夢想と薔薇の日々』いろいろあります!★

おはようございまーすε=ε=ヾ(=´ー`)ノ*** 
連載しかけた<裏・キミのいるキッチン>をへし折って、お騒がせの【突発】が入ってすみませんでした。
自分で、「あ、こんな早い時期に、もうトシはこれでヨシキはこうだったんだ!」みたいな衝撃が走っちゃったんですよ。
で、思わずリバイバルしてしまいました。
みなさまにはとんでもなくご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした(o__)o))

えーと、連絡事項がいくつかあります。

まず、今年、初めてトシのお誕生日のお話を書いてみようかなとか思ってます。
まだ手付かずですが(爆)。
もし間に合わなかったらごめんなさい。
そして、ヨシキのお誕生日は一切頭に浮かんできてないので、無しになるかと。。。ヽ(゚ω。)ノドテッ

それから、10月は、9月の<裏・キッチン>もそうなんですが、またひとつ、柱になる“問題作”企画があります。
11月になる可能性ありですが。
うひょ~~~今度こそ見放されるかも…どうしよう。
でも書いちゃったんだもん´´´ヾ( T▽T)/  

あと、本当に事務連絡ですが、みなさん混乱していらっしゃるみたいなので、「人気ブログランキング」についてです。
「1位」と出るのは、Xjapan部門だから、1位なんです。
他にはお一人しかいないので、どうしても1位になっちゃうんです。
で、BL部門で何位かっていうのは、わたしもよくシステムがわからないのですが、ランキングのバナーを何度か押してみると、何度目かに出てきま~す(笑)。
PCとスマートフォンには、更新日に、何位かっていうのを載せてますので、それを参考にしていただいてけっこうです。

でも現在108人中22位とかってすごいですよね。
これはわたししか確認できないと思うのですが、総合ランキングでも 、今1008310人中10150位なので、かなり頑張れていると思います。
いつもポチってくれる方々に感謝いたします、本当にありがとうございます。 
でもまあランキングは、あんまり気になさらないでくださいね。 
何位になるかが目的ではないので。 
とか言いつつ、「これからもよろしくおねがいします」ヾ(≧▽≦)ノ~☆ 

これで全部かな? 
また何かあったらご連絡します。

では

ε=ε=ε=ε=ε= タタタタ・・・。゜.☆ ドロン♪ 




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【突発】『夢想と薔薇の日々』リバイバル<LOVE MAKES THE WORLD GO ROUND>後編

『夢想と薔薇の日々 (Days of Réverie and Roses)』はあくまでもフィクションであり、実在する人物や事件とは一切無関係です。「夢想」(夢見る、想う)は個人が有する当然の権利ですが、現実は現実としてきちんと区別なさったうえでお読みください。くれぐれも混同されないよう、どうぞよろしくお願いいたします。


今度はこっちから誘いをかけてみる。

…ヨシキさあ、午後車でどっか行ってみよっか?肩冷えないようにどこにも降りないで、ただブラブラ走ってるのもいいじゃん?ダメ?きっと雨でも楽しいよ。何か飲み物用意してさ、ふたりでドライブしよう?

小さな声でヨシキが言った。
 
「首都高キライ…」

…そんなの知ってるよ、何年つるんでると思ってんの。一般道走ってけばいいんでしょ?
「…ん」

…よし、わかった。午後はいっぱいドライブしよ。お台場方面がいいかなあ、赤坂?六本木の方?それか、またスカイツリーの周り回る?

「ぜんぶ」

ヨシキらしい返事だ。
全部なんてとてもじゃないけど無理、そのくらい彼はわかっているはずで。

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【突発】『夢想と薔薇の日々』リバイバル<LOVE MAKES THE WORLD GO ROUND>中編

『夢想と薔薇の日々 (Days of Réverie and Roses)』はあくまでもフィクションであり、実在する人物や事件とは一切無関係です。「夢想」(夢見る、想う)は個人が有する当然の権利ですが、現実は現実としてきちんと区別なさったうえでお読みください。くれぐれも混同されないよう、どうぞよろしくお願いいたします。


…ヨシキ、聞いて。ねぇ、聞こえる?

ヨシキは首を振ってる。
縦にだか横にだかよくわかんないけど。

…今ヨシキが言ったこと、どれくらいが本当?全部ほんとのこと言ったの?

「…わかんない」

ヨシキが床に突っ伏して鼻をすすっているので、抱え起こして頭を自分の膝に乗っける。
抵抗する気がないのは承知のことだ。

ヨシキはただ拗ねていたいだけ、甘えたいだけだって。
それがわからないほど浅い関係じゃない。

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